Digital Services Act

デジタルサービス法（Digital Services Act, DSA）は、EUにおけるオンラインプラットフォームの責任と透明性を強化するための法制度。 2024年から段階的に施行され、Apple・Google・Meta・Amazon などの「非常に大規模なオンラインプラットフォーム（VLOP）」にも適用。

主な目的

• 違法コンテンツの拡散防止
• 消費者保護の強化（偽情報や詐欺の防止）
• オンライン取引の透明性確保
• プラットフォームによる恣意的な判断の排除

対象となるサービス

• SNS（例：Facebook, Twitter/X）
• マーケットプレイス（例：Amazon, eBay）
• アプリストア（例：App Store, Google Play）
• 動画共有サイト（例：YouTube）
• ホスティング・掲示板・メッセージングサービス など

施行スケジュール

• 2022年：EU内でDSAが可決
• 2024年：大規模プラットフォームから順次義務化
• 今後、中小サービスや新規参入サービスにも段階的に適用

関連

• デジタルサービス法（DSA）に基づくApp Storeでのトレーダー情報表示義務について